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この記事の内容はホームページ制作者向けです。
この記事の難易度は ☆★★ でややテクニカルな内容を含みます。
DOTEKIはヘッドレスCMS「POSTEASE(ポストイーズ)」を導入します。
ヘッドレスCMSを導入するメリットを、制作者視点で見ていきます。
※ 本記事の内容はWEBサイトの制作者向けとなっています。
1. 動的化しても内部構造はそのまま
一般的なオールインワン型のCMSの場合、それぞれのCMSに独自仕様があり、各ファイルの置き場所、書き方、命名規則など、内部構造に一定のルールがあります。
中にはかなり複雑な仕様で、一度CMS化してしまうと、プログラミングの知識がないコーダーさんやデザイナーさんでは中身をいじれなくなってしまうこともあります。
ヘッドレスCMSは、CMS本体とWEBサイト本体が「分離構造」になっているため、CMSを導入しても、WEBサイトの内部構造は変化しません。
HTML・CSS・JSファイルの置き場所、名前、階層、何一つ変わりません。
ヘッドレスCMSの仕組みとして、ページ(ファイル)単位、またはページ内の部分単位で動的化しますので、全体の構造には一切関与しません。
逆に、どのような構造のどのようなWEBサイトにも、プラグインのようにCMSを導入することができるのです。
これは、制作会社(制作者)が、それぞれのハウスルールを一切変更することなくCMSが導入できる、ということでもあります。
また、動的化したファイルには数行のコードが追記されるのみで、全体的なコードはあまり変化しませんので、プログラミングの知識がないコーダーさん、デザイナーさんにも、動的化後も引き続きメンテナンスしていただけます。
2. デザインや仕様の制約は一切なし
ヘッドレスCMSはデータのみを管理し、WEBサイト本体は管理していません。
WEBサイトは一般的な静的サイトと同じ状態で管理することになり、CMSがデザインや仕様を制約することはありません。
“このCMSを使っているのでこういう仕様になります”
というようなことは起こらないのです。
また、ヘッドレスCMSは “WEBサイトの外” で動いていますので、WEBサイトに組み込まれた他のプログラムと衝突することがありません。
外部SNSとの連携、カート機能、決済システムとの連携など、特定のページに独自のプログラムを組み込んで機能を追加するような場合でも、CMSによる制限は一切ありません。
CMSの仕様に左右されることなく、WEBサイト上でやりたいことはすべて実現できます。
3. 分業できる
オールインワン型のCMSを利用した開発の場合、コーディングをするだけでも、ある程度バックエンドのプログラムやデータベースを気にしなければいけなくなります。
これは静的なコーディングに専念したい人にとってはストレスになります。
ヘッドレスCMSを利用する場合、静的なコーディングをする段階ではCMSのことを一切気にする必要がありません。
できあがった静的なWEBサイトに、プラグインのようにCMSを「後付け」し、動的なWEBサイトに作り変えることができます。
そのため、ヘッドレスCMSを利用したWEBサイトの開発では、静的なコーディングとCMS導入作業を完全に切り分けることができます。
1. 静的コーディング
2. 動的化(CMS導入)
このように作業分担ができますので、チーム内での効率も上がりますし、動的化作業のみを外注することも容易になります。
4. 仕様変更が簡単
CMSによっては一度決めた仕様の変更が難しいものもあります。
ヘッドレスCMSはあくまでデータのみを管理するCMSですので、WEBサイト自体の仕様に深く関与しません。いつでも仕様変更に対応できます。
たとえば、
- 「当初は想定していなかった、ページの “ある部分” だけを更新可能にしたい」
- 「ブログなどオウンドメディアコンテンツを追加したい」
など、ローンチ後の仕様変更にも柔軟に対応できます。
仕様変更時の工数も、オールインワン型のCMSと比べて圧倒的に少なくて済みます。
ヘッドレスCMSは仕様変更の多いWEBサイト、成長していくWEBサイトにも最適です。
いかがでしょう。
ヘッドレスCMSは導入後のメンテナンスのしやすさで圧倒的なアドバンテージがあります。CMS導入後も中身を触れる、仕様変更に簡単に対応できる、というのは制作者にとっては非常にうれしいポイントではないでしょうか。
この機会に是非DOTEKIの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
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